2014年1月5日日曜日
2013年12月3日火曜日
師走かな・・・
いよいよわが家の師走がスタートした。この時期になると妻の学校からの持ち帰り仕事の量が増える。朝、テストや作文などの採点や自作教材などが炬燵の上やその周りに散乱している。妻もこの時期までは気力体力は充実しているようで、それは散らかり具合からも伺えるのだが、ここに通知表が積み上がる頃に疲労がピークを迎える。朝のこの様子を見て、ふと思うことがあった。
まず、2か月ほど前か、教職員の残業を問題にした新聞記事があった。年間相当な時間になるらしい。それを残業賃と言うものに換算するかどうかは別問題として、それが相当な時間になることはわが家でも実感している。いっそ、学校にタイムカードを置いてはどうかと思う。首都圏ではおいている学校も多いという。しかし使用実態は、出勤時に押して、退勤時には押してはならないとなっているらしい。
司法試験改革で弁護士が増えて、同時に食えない弁護士も増えて、サラ金の過払い金請求が今や弁護士事務所の大きな収入源であるらしい。その次の収入源として弁護士事務所が狙いをつけているのが「未払い残業賃」であるらしい。サービス残業を強いられた労働者が、その会社を辞めた後請求するのである。殆ど、労働者が勝訴するらしい。いつの日か学校もそうなるのだろうかと、ふと思ったりする。うちの場合、何となく天職との思いも強い様で、「残業賃」的な感覚は無い様ではあるが、ゆとりはあったがいいなと、思う。
思ったことの第2。綺麗な墨字を見て「板書」と言う言葉を思い出した。小学生の頃、校門を過ぎた左手に掲示黒板があって、週間や月間、学期の目標や道徳的な言葉などが絵を添えて書かれていた。とても綺麗な字であった印象が遠い記憶の向こうにある。1年生の時の担任の女性の先生も、とても綺麗な板書であった。教育委員をしているとき学校の授業を視察することがよくあった。板書がきれいな先生、そうではない先生、いろいろである。板書は綺麗であって欲しいな。この板書も教師の技能の表れで、その思い入れは見るものに伝わる。
先生も走らねばならない、忙しい。忙しくあることの楽しさを感じつつ、頑張りましょう。
2013年12月2日月曜日
玉ねぎを植える

去年は玉ねぎの苗を800本ほど植えた。生育の途中で病気が出たものか、相当数がいつの間にか消えていた。しかし生き残り、出来上がったものは玉の大きさと言い、重量感と言い、満足の出来で、しかも甘くとてもおいしかった。刺身や焼き魚には普通白菜やキャベツの千切りなどが添えられるが、わが家ではずっと玉ねぎをそえる。いや、むしろ玉ねぎに魚が添えられているように感じている。
で、今年は1000本、植えることにした。どうしたら効率的に短時間で植えることができるか、考え、実践している。去年は溝を切り、苗を並べて、クワで土をかぶせる、と言う方法で、やってみた。この方法だと苗が寝た状態になり、その分間隔が広くなる。植え付け後、「何でこのよに間、開けたと」と、隣のおんちゃんから教育的指導が入る。今年はオロナミンCの瓶の口側でポンポンポンと土中に穴を開け、苗を差し込むように植えた。何となく、いい感じ。しかし中腰での作業時間が長く、足腰には相当の負担がかかるようである。痛い。
連作にならないよう去年植えつけの場所から離し、石灰を撒き、堆肥を入れ、隣のおんちゃんからもらった海藻の切れ端のような肥料を投入し、さらに植えた後、草の押さえにも良かろうともみ殻をかぶせた。このもみ殻は近くのコイン精米からもらってきたもので、クズ米も少し混じっている。何となく栄養価も高そうな気がする。良いものができそうな気がする。今回は真面目な農民以上に真面目に取り組んだ。
そう言えば近頃、週末農業に投入できる時間が増えた。そうか、上2人の子供が大学生になり家を出たからか、とふと気づく。来年、末の子が家を出れば、ますます時間が増える。夫婦で穏やかな時間を過ごしながら、いろいろと、やってみようと思う。
2013年10月27日日曜日
百姓とは
言わば百の姓を持つ、という事で、色々な事が出来ないといけない。大工、土工、機械工、本業の農畜産以外に色々と出来なければならないのである。で、僕も色々と自分でやって見る。しかし専門知識がないので、なかなかうまく行かない。
今日のまず第一の仕事はチェーンソーの始動。エンジンがかからない。この場合原因はエンジンに電気が行かないか燃料が行かないか。プラグを外して点検して見るとどうもスパークしていない。早速ハーレーでナフコに買いに行った。取り替えてやって見る。なかなかスパークしない。おかしいな、しかしこれから先の修理は迎農機に頼むしかない。そうそうOFFにしたままだった、ONにして試してみる。お、スパークするる。プラグをセッティングして何度か始動、OK、エンジン気元のいい音。
ひょっとしてエンジンがかからない原因は単なるONOFFか。エセ百姓だから、こんな事良くあるんです。
2013年10月25日金曜日
農機具倉庫を作る②



2013年10月22日火曜日
農機具倉庫を作る①



そんなこともあって、畑の横に簡易倉庫と相成った。
2013年9月6日金曜日
2013年7月31日水曜日
土用干し 溜まったままは 膝の水
江迎から松浦に向かう途中、支流があり二つの谷に分かれる。松浦に向かって左手が中尾地区、右手が深川地区となる。中尾地区に比べ深川地区はずっと奥まで谷が続き、その行き止まりの急峻な谷に水田が張り付いている。そんな作場に育てられ、概して僕の地元・深川地区の人たちは働き者が多い。その二つの支流が合流するあたりの洲の水田では、中尾地区深川地区の農民が時として隣り合って農作業をする。
そんな時、深川地区でも名うての働き者のユーおんちゃんに中尾地区の中核的理論派農家のある人が
「そがん働かんばなら、月夜の時に一日中働けば!」と言われたらしい。
地区の寄合などで、「こがん事言われてさ」と始まった世間話、しかし「あっちの稗(ひえ)、凄まじかよね」と、みんな、毎年の事ながら感嘆している。あの稗に覆われた水田、深川地区ではありえないことなのである。
そんな深川地区の谷合も、そのとっかかりで共済組合組合長のおんちゃんが驚異の粘りで先端機械化農業で棚田を維持しているものの、その途中、後継者不在で、ぽつらぽつらと荒れ地が増えてきた。深川地区最下流のユーおんちゃんの田、まるで庭園のように畔の草が土用干しに合わせて刈ってある。この時期水田の水を落とし、地割れが走るくらいに干し上げる。稲の生育、収穫時期の作業効率、いろいろな面でこの土用干しの効果はてきめんである。
ユーおんちゃんは耕耘、水溜、アラグレ、うえしろ、田植え、などなどずっと働き通し。田に水をためようと頑張ってついに膝に水が溜まってしまった。田の水は落せても、ひざの水は抜けない。僅かに片引く足が痛々しい。
土用干し 溜まったままは 膝の水
2013年7月3日水曜日
楊梅(やまもも)
ナツメや柿や楊梅(ヤマモモ)、子供の頃、野山を駆け巡ってそんな木の実をよく食べた。楊梅がたわわに実ると、そんな昔を懐かしく思い出す。楊梅の表面のざらざらで口が痛くなった事、夜お腹が痛くなった事、誰しもが経験したことである。
松田九郎先生のもとで政治修行をしている時、驚くべき事は多々あったのだが、昼食のお膳に、この楊梅が小鉢に5、6個入っていて、それに醤油をかけて、これが“おかず”になって、先生はおいしそうにご飯を何杯も食べて、と言うのも驚きの一つであった。松田九郎先生以外に楊梅をおかずにする人を見た事が無い。どの地域の習慣なのか、時々気になる。
楊梅(やまもも)を 3個頬張り5個握り
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