2012年4月15日日曜日

山笑う


 山笑う、と言う季語がある。僕はこの季語にこんなイメージを持っている。入学式で親子が校門で写真を撮って、その時そよ風が吹き桜の花びらが舞う。花びらを追い、ふと見上げる山の木々が風に合わせてウェーブする。入学の親子を微笑ましく故郷の山々が、見つめてくれている。
 わが子が通った聖母幼稚園、久々にその前を通った。入園式、運動会、懐かしく思い出した。ふと見上げると風力発電の塔が春の心地よい風を受けながら、優しく幼稚園を見守ってくれているような気がした。この構図で運動会の時に写真を撮ってみるのも良いかな、そんな気がした。

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