2014年12月22日月曜日

今でしょう 朔旦冬至と聞かば猶

 冬至と言う言葉には寒く暗いイメージを持っていた。しかし、中国では陰極まり陽復する「一陽来復」と呼ばれる吉日である。また今年の冬至は陰暦11月1日が冬至に当たり、19年に一度ある朔旦冬至(さくたんとうじ)と呼ばれる日で、宮中では祝宴が行われる吉日である。
 年の瀬も詰まってくると、仕残したことが気になり始める。暗く、寒く、行動力も落ち、ま、来年でもいいか、と先送りしようかとふと思う。焦る気持ちと妥協しようと言う気持ちのバランス。先送りを決めようとする刹那、某有名カリスマ予備校教師の声が響く、
 「いつやるか」
今でしょう 朔旦冬至と聞かば猶
 今日はじめれば、すべてうまくいく気がしてきた。何も変わってはいない、心が少しだけ変わっただけなのである。

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