2016年2月4日木曜日

交通体系整備特別委員会の要望活動

 2月2.3日、長崎、佐賀、福岡、東京と要望(陳情)活動を行ってまいりました。内容をご報告いたします。



1.松浦佐々道路(松浦IC~佐々IC)の整備促進
  現状は、先行して松浦側から用地の買収、幅杭の施工が行われています。この事が即ち松浦側から着工すると言う事ではなく、これは松浦側の路線計画内に市有地が多くを占め、作業がはかどることによるとの事です。今後とも用地の買収がすすめられます。

2.相浦中里IC~佐世保大塔ICの4車線化の早期事業化
 現在の交通量(日量)は、相浦(この区間の交通量27,000台)中央(20,000台)港(29,000台)大塔、となっている。4車線の基準は日量14,000台で、国の当初の計画ではこの基準以下であり計画交通量(将来最大予測)も23,000台と見込んであった。すでに2車線の現状においてこれをはるかにオーバーしている。
 国の計画・方針ではミッシングリンク解消の後(全線開通の後)4車線化に取り組むということになっていたが、2車線においてこの交通量であることは、全線開通の後には更に交通量が増し、早急な対応が求められる。
 日々の給食の配送や総合病院の救急救命センター機能、など混雑緩和のためにも4車線化が急がれる。また現在港ICがハーフIC(片側乗るだけ、降りるだけ)になっており、4車線化と共にフルIC化することも要望されている。陸上自衛隊の水陸機動団の新編に伴い、水陸機動連隊の一部は相浦駐屯地に置かれ、水陸両用車部隊は崎辺地区に配置されることから、両者の連携展開がスムーズに行われるためにも交通体系の整備が求められる。

3.既存ICにおける交通渋滞解消及び安全対策の早期実現
 大塔のIC写真のように進行方向左側から一般・ETC・兼用とゲートが配置され、
一般からハウステンボス方面に行く車両が他のゲート通過車両の進行を塞ぎ渋滞が発生している。これはゲートから信号までの距離が短いために発生しており、ゲートをできるだけ港方面に後退させた方が良いのだが、料金所設置の基準が道路勾配2%となっているため、そう簡単に後退させることもできない。道路改良が、すなわちお金が必要なのである。

 以上、私が行ったからと言ってどうなるものでも、市議会特別委員会が行けばすぐに対処されるものでもないかもしれないが、現状と解決策を提示することは、重要な事である。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

渋滞がたびたび発生し、危険な状況になるときもあります。
佐世保大塔ー佐世保中央間の4車線化はぜひ必要と思います。
4車線化に向けてがんばってください。応援しています。