2011年3月16日水曜日

春なかば・・・②

 長男はQ大への関心をほとんど示さない。入学のための書類もほとんど僕が書いた。本人は突然、原付の免許を取りに行くと言いだし、参考書を買い、2日ほど読んで、どうせ落ちるだろう、「原付って馬鹿にするばってん、道路交通法、ぞ。簡単にいくもんか」と不合格を期待した僕の予想を裏切り、大村の試験場へ行って、あっという間に合格し、免許証を持って帰ってきた。何ぞ、禍とならざるや、心配の種がまた増えた。原付乗りまくり、遊びまくり、友人の家に泊まりに行ったかと思えば、わが家に20人近くが押し寄せ泊まっていった。事故を起こさなければいいのだが、いつの間にか黒髪は茶色になり、赤くなり、左耳たぶにはピアスが輝く。「大学生になって、一人暮らしをして、自立してから、好きな事をせろ」と注意し、それ以上は腹が立ったが、爆発するのをぐっと押しとどめた。
 次男は迷いが尽きない。北高、行きたくないな~、と突然言い出す。まあ、合格してから考えよう、と言い、そうか、あまり試験の出来が良くなかったか、と思う。ひどく落ち込んでいる。悪魔のような長男が家を出たら、次男としっかりコミュニケーションをとって、たくましい人間にしなければ何ぞと思う。次男は中学校の期末の定期試験程度の勉強で、北高受験に臨んだ。本人にとってはそれが普通のことではあるのだが、Q大に合格した長男を始め夫婦、長女、家族5人の内本人以外は全員、こりゃ、落ちるな、とその後を心配していた。が、合格した。こいつは頭がいいのか、運がいいのか。北高へ行ったら勉強はほどほどにサッカーに力を入れ、体と心を強くしなければ。打倒西高サッカー部、で親子で燃えてみようと思う。

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