2015年12月9日水曜日

行財政改革を問う 12月一般質問から②


まず、佐世保市における行革の体系を整理する。
行革の基本は、「第6次佐世保市総合計画の後期計画」を受けた「第6次行財政改革推進計画」にある。その具体的取り組み、あるいは切り口は「施設白書」である。

本市のみならず地方財政の課題は社会保障費や公共施設の維持管理費、この2件の経常経費が年々増加し、その負担に耐えられるかと言う事にある。

公共施設は政策目的を実現するための施設であると同時に、その施設の建設整備を通して地域経済をけん引する役割も担っていた。いわゆる景気対策である。その積み重ねの一面は国の国債発行残高1000兆円と言う負の遺産である。しかしそれを箱モノ行政のなれの果てとそしることは簡単であるが、そのことによって地方の地域経済が維持されて来たと言う事も事実である。功罪を乗り越え、今に生きる私たちは、この過剰施設の課題を乗り越えることが責務である。
 
そういう思いの中で「施設白書」をつらつらと読んでみますと、実によく編纂されている。



この施設白書はどのような思いで策定され、またその後どのように活用されているのか。

この施設白書をより具体的にするために、平成25年3月に「資産活用基本方針」、平成26年10月に「公共施設適正配置方針」と「公共施設保全方針」が策定されている。同様に策定の経緯、主な内容について質問を行った。
 

また、この施設白書によれば26年度で公共施設の「適正配置計画」と「保全計画」が作成されることになっている。その作成状況について質問を行った。

0 件のコメント: