2016年4月28日木曜日

1年議員の1年①


27年6月議会 初めての一般質問
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主な内容
1 佐世保市総合戦略策定に向けた取りまとめの状況について

第6次佐世保市総合計画をより具体的に、今般の総合戦略に組み込むことが肝要であると考えるが、これまでのスケジュール説明では、この6、7月は「それぞれの主体でできることを探す」「他者との連携でできることを探す、連携の仕組みを検討」となっている。その現状を問うものである。



2 産業連関表「佐世保版」の作成について

地域の産業構造を知るツールとして総合戦略の策定にあわせて、産業連関表の作成に取り組む地域もあるようだが、総合戦略の立案・策定、さらに成果の検討など、今後においても産業連関表「佐世保版」が必要ではないか、本市における取り組みを問うものである。



3 大規模法人農業の誘致、育成について

企業誘致としてこれまでの機械・技術などの工業系から幅を広げ、6次産業化により波及効果の拡大も期待できる大規模法人農業の誘致、育成を図ることはできないか。

本市における大規模法人農業の実態と課題をどのように認識するか。「中核市になる」とは圏域全体の発展を牽引する中心的な役割を担う、ということであるが、特に産業政策において具体的にどのようなことが考えられるか。圏域の共通項は「農」であり、大規模法人農業の誘致をきっかけとして、西九州道が延伸し、四通八達の地の利を得、平戸市、松浦市と接するこの圏域に農業・農産加工・食料など「食の安全」などをキーワードとした産業集積を図り、圏域の発展を牽引してはどうかと考えるが、当局の考えを問う。



これが、初当選第1回目の6月議会における一般質問である。

1の地方創生の総合戦略関係は、今年度具体的に動き出さなければならない。地方の独自性、創意工夫と言われているものの、中央から提示される政策パッケージの表装し直しの感がしないでもない。地方創生の加速化交付金に対しどのように取り組まれたのか、今度の6月議会における一般質問のテーマである。

2の産業連関表の作成は、コスト的に対応できないという事であった。ただ現在地方経済分析システム(リーサス:regional economy and society analyzing system)が国から提供されており、その分析スキルがどのように熟練されているか気になるところであり、これも6月一般質問で確認したい。

3の中核市に伴う圏域連携、特に農をテーマとしたグランドデザインは、これから大きなうねりにしていかなければならない。仕込み中である。

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