2015年3月12日木曜日

大規模法人農業の誘致・育成  ちょっと政策①

 政策的な話を少々。「小さくて強い農業」ってのを僕もずっと考えています。自分が経営する会社も「小さくても潰れない、強い会社」って感じで今日までやって来ました。
  農業で生活を維持するとして、まず何よりも大事なのは収入です。どの位の収入が必要かはそれぞれの考え方として、田舎で、農業で、どのくらい稼げるのか、これが一番のネックです。そこで僕は「合わせ技一本」、の所得構成を考えています。農業で年収500万円を超える、将来的にはそれも考えるべきですが、まずは農業で250万円、勤めに出て200万円、共同作業で50万円、という考え方。過渡的に、例えば元気な年金世代65〜75歳の方々が年金にプラスして50〜100万の現金収入になる農業を実現します。集落共働営農組織を活性化し、遊休農地の管理、道路や水資源や環境などの保全活動を担ってもらい、日当を支給するようにします。
 自動車産業が立地して、その元に重層的な下請け群が形成されるように、大規模法人農業を誘致或は育成し、農家がそこでの農作業で250万円ほどの収入を得ることが出来る様にします。工業団地を造成する様に、農業団地を造成すればできるのではないでしょうか。勤務形態をフレキシブルにして、年収250万円の給与水準の大規模法人農業を育成する、その特区にする、そんなことを考え提案す。

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