2017年3月28日火曜日

佐世保市の連携中枢都市圏の形成について 一問一答方式一般質問⑤

 周辺市町との個別対応、「1対1」での連携協約の締結と活用、と言う事ですね(ここはポイントの再確認です)。
連携中枢都市圏への取り組みは、国の施策として平成26年度には先行モデルの構築事業がなされている。また本市の平成27年10月の「まち・ひと・しごと創生総合戦略」においては中核市となる佐世保市がリーダーシップをとり連携中枢都市圏の形成をすると明確に記されているますので、議論としては26年度から進められているかと思います。先程の説明では31年度からビジョンが動き出すと言う事です。
広域的な連携行政への取り組みは、どの時点がスタートで、どの時点で達成なのか、判断するのが困難です。関係者との協議がスタートで、ビジョンの作成が到達なのか、あるいはビジョンが作成されその形が現れることが到達なのか。ただ市民・住民にとって必要なことは、連携機能の便益が発揮されることです。

問4.
そう考えると、市民・住民にその効果や形が見えるのは構想から早くても5年以上と言う事になりますが、現在計画のスケジュールでは遅くはないかと思いますが、いかがですか。

当局の回答)
議員からは、都市圏形成のスケジュールが遅いのではないかとのお尋ねがございました。
本市といたしましては、西九州北部地域を一つの圏域として、各周辺自治体が有する多様な地域資源や機能を生かしつつ、誰もが住み続けたいと思える圏域を作り上げるためには、様々な関係者を含めた合意形成のプロセスが重要であり、産業、福祉、医療等、様々な分野において、具体的連携を実施するに当たり、その課題を十分検討する必要があると考えております。
また、その内容等については、議会や住民のご意見をお聴きしながら、しっかりとしたプロセスを経た上で、実効性のある取組みとする必要があり、2年というスケジュールは決して遅いとは考えておらず、逆に非常にタイトなスケジュールだと思っております。

解説)

中核市になる事の大きな理由の一つに「連携中枢都市圏形成」がありますので、基本的な課題の中執はすでに取り組まれていると思うのですが。
さて、現在のスケジュールが、「課題を十分に検討」「議会や住民の意見を聞く」様になっているかと言うのが、今後の論戦の展開です。

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