2018年4月3日火曜日

森林組合の合併について(3月議会一般質問②)

市議会一般質問:インターネット中継


 一般質問の基本は、自分自身の議員としての問題意識です。それは日々の生活の中から、使命感によって引き出されてくるものだと思います。ですから一般質問をする材料がない人は、生活がないか使命感がない、と言う事です。

 まず自分自身の問題意識とそこに設定するテーマに対して、周りの人にいろいろと尋ねます。皆も同じ問題意識があり共感があれば、その問題を具体的に列挙します。この課題に対して行政の施策はあるのか、その施策の目的は自分たちの方向性と同じか、適切か、不足はないか、さらに工夫すべき点はないか、施策の修正が必要ではないか、と質問項目を上げていきます。そして最終的に政策転換が必要と言う気持ちになれば、それは部長が判断して表現すべきことではないので、市長に直接問いかけ、政策転換の必要を訴える、そんな感じで進めます。

 自分の質問は文章を作ったり、ポイントを箇条に列挙したりします。事前に当局からも回答が得られますが、ストーリーが成立しない、答えになっていない、そうした部分の修正をお願いしながら打ち合わせを進めます。当局は議員に答えを合わせようとして、意見が違う場合に困惑されますが、私は議員の意見と行政の意見が違うからこそ一般質問の議論が成立するので、意見の隔たりの原因や課題の共通認識こそが必要ではないかと、当局の担当者と話しを進めます。

 私は一般質問を重視し結果にこだわります。一方的に自説を吹聴したり、議員と当局がお互いを誉めあったりするようなことは、私のスタイルではありません。

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