2019年11月14日木曜日

家は完成しない①

家は完成しない、という考え方がある。家族構成や生活のあり様、センスに合わせた可変性が大事であるということである。日本ではすでに世帯数よりも住宅数が多いのではあるが、それでも年間一定数の新築があり中古住宅の流通はまだまだ少ない。要するにこれまでの日本の家は貧弱で、ストック(資産)としての価値に乏しく、ほぼ30年を目処に建て替えられてきた。新築完成引き渡し、はあっても中古住宅が流通し自分に合わせて「変える」ことは少なかったのである。近頃、その風潮にも変化が見られる。
 市議会議員を本業としながらも、住宅屋としての生業もある。我が家も25年ほどを経過し、三人の子供が巣立ち、還暦を迎え、自宅をリフォームすることにした。自分自身の失敗だらけの家づくり(実験的に取り組むことも多く失敗とばかりも言えないのではあるが)、完成しない家、の見学会、開催です。
 木製サッシよりもアルミサッシ、について、次回ご紹介します。




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