2016年12月22日木曜日

ハラスメント対策、早速実現!

 昨日21日、12月の議会が終了した。最終の本会議開会に先立ち総務部長等が会派室に見えられ、今議会の一般質問で行った「ハラスメント対策」について、早速要綱の改正などに取り組み、成案を得て近く実施に移すとの報告を頂いた。「役所は変わらない」、とかくそう言われるのではあるが、「おぬし、できるな」と思わず声が漏れそうになる迅速対応である。

 ポイントはハラスメントに悩む方々が相談しやすいようにする、という事である。そこで相談窓口を増やす、相談員を増やすなど大きく改善した。この事はハラスメントの発生を抑止する効果も大きい。

 佐世保市職員は学歴も高く、何となくエリート風である。しかし人間力が弱く組織力はさらに弱い、と感じる。それは一般質問で触れた通りであるが、OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)でしっかりと育て上げられてないような気がする。自分は傷つかない高みから、部下に様々な手段で圧力をかけることから、パワハラは発生する。上司が部下を鍛え、また上司は部下の批判に耐えうる能力を身に着ける事が大事である。その為には人間関係でもう一歩、踏み込むことも必要である。相談体制を身近に置いて、人間関係をもう一歩踏み込む、人間力をを引き上げれば、組織力は拡大する。

 相手をおもんばかって、あるいは他の部局に踏み込まない、など隙間風や壁が、ある。それは職員もみんな気付いているようである。あえて「毎回一般質問をする」、と細やかに自分が自分でできることをすることで、大きな組織も少しずつ動く。市の課題は山積、職員には頑張ってもらわなければならない。

 

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