立地適正化計画は都市計画区域の市街化区域に全体的に設定するのか。あるいは中心部、大野地区、相浦地区、早岐地区、広田地区などのように分散拠点的に配置し、さらにその中に都市機能誘導地域を設定するようになるのか。
この点はまちづくりのイメージを共有するうえで非常に重要だと思うがどのような構想か。
回答8)
都市計画運用指針では、立地適正化計画の区域は、都市全体を見渡す観点から、都市計画区域全体を立地適正化計画の区域とすることが基本となっております。また、例えば一つの市町村内に複数の都市計画区域がある場合には、全ての都市計画区域を対象として立地適正化計画を作成することが基本となっております。
ただし、土地利用の状況や日常生活圏等を勘案して、都市計画区域内の一部のみを計画区域としたり、住民等への説明状況等に応じて段階的に計画区域を設定したりすることを否定するものではないとされております。
本市で都市計画区域に該当しますのは、平成の合併前の離島などを除く、旧佐世保市域、江迎町の全域並びに、鹿町町及び宇久町の一部であり、これらの区域に立地適正化計画を定めることができます。
また、都市機能誘導区域は鉄道駅や主要なバス停に近い業務、商業などが集積する地域等、都市機能が一定程度充実している区域や都市の拠点となるべき区域に定めるものとなっております。
そのため、議員ご案内のとおり、市内中心部、大野地区、相浦地区、早岐地区、広田地区などや、合併前旧町村の中心部や歴史的に集落の拠点としての役割を担ってきた生活拠点等、地域の実情や市街地形成の成り立ちに応じて必要な区域を定め、それぞれの区域に必要な誘導施設を定めていくことが想定しています。
コンパクトなまちづくりを進めるためには、人口規模やその地域特性に応じた対応が必要でありますことから、公共交通の利便性や都市機能の集積状況なども考慮し、しっかりと区域設定を検討して参ります。
コンパクトなまちづくりを進めるためには、人口規模やその地域特性に応じた対応が必要でありますことから、公共交通の利便性や都市機能の集積状況なども考慮し、しっかりと区域設定を検討して参ります。
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