2019年1月5日土曜日

町づくりの将来像、立地適正化計画の取り組みについて問う⑨

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問9)


 コンパクト化と言うのは一見効率的の様ではあるがそれはある意味では都市と野生地が接するという事でもある。分かりやすい例で言えば町の中に猪が簡単に出てくるという事。これまでは中心市街地を囲み郊外があり中山間地帯があり第一次産業を中心として管理された自然が都市を囲んでいた。全体の都市経営を考えた時、コンパクト化集約化する事はコストやリスクを増大させ、むしろ中山間地域を維持する事が必要ではないかと思うがどのように考えるか。


回答9)

居住誘導区域は、市街化調整区域や都市計画区域外等の中山間地域等については、法的にも積極的に居住誘導区域は設定できないこととなっています。しかしながら、歴史的に形成されてきた集落が散在する中山間地域においても、安心して暮らしていく上で必要な生活サービスを受け続けられる環境を維持していく必要がございます。
そこで、それらの考え方を都市計画マスタープランに位置付けて、多極ネットワーク型の都市構造の実現へ向けて、地域公共交通網形成計画など、関連部署と連携しながら、集落の維持を目指す取組みも検討していく必要があると考えます。

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