2018年1月1日月曜日

12月議会一般質問「港とクルーズ船の費用対効果⑩」

問13
 中国国内の店舗に並ぶ日本製品には当然輸入に際して関税がかけられ、その他にも消費税や物品税の類が課せられているかと思います。クルーズ客の日本の免税店での買い物には消費税は免税されますが、それを中国国内に持ち込むときに関税が免税されるかどうかは中国の政策によります。これまでは相当数の量を無税で持ち帰ることができたようです。それが2016年4月から関税が引き上げられ、しかも帰国に際し厳密に課税されるようになり、クルーズ船の経済効果の最たるものであった爆買いが終焉したともいわれるが、本市においてもそうした状況は見られるか。


《観光商工部長答弁》   

中国人観光客による電化製品等の大量購入、いわゆる「爆買い」でございますが、観光庁の「訪日外国人消費動向調査」によりますと、中国の税制改正に伴い、訪日中国人の消費性向が、電化製品等の買い物から日用品購入、飲食、観光などの体験への転換、「モノ消費」から「コト消費」への変化がみられるなど、全国的に落ち着いているとのことであります。 
本市におけるクルーズ船観光客の消費動向につきましては、当初、ラオックスなどで電気炊飯器や温水洗浄便座などの爆買いのような状況が見られましたが、現在はほぼ見られなくなりました。

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