2018年1月10日水曜日

12月議会一般質問「港とクルーズ船の費用対効果⑮」

問18
 本市にとってお客様は誰なのでしょうか。船会社か、中国旅行会社かランドオペレーターか、あるいは旅行する人か。
 それによって営業活動も違ってくると思いますが、ポートセールス事業あるいは訪日外国人誘致事業としてどのくらいの予算が投入され、成果をどのように判断されるかをお尋ねいたします。


《観光商工部長答弁》   (18回目)

クルーズ船寄港による経済効果としては、ツアー先での乗船客の体験・買い物・食事、乗員の買い物・食事のほか、観光バス、岸壁けい船料等が考えられます。
その中でも、最大のお客様は、やはり乗船客の皆様であると考えております。 
海外における営業活動については、訪日外国人誘致事業の中で、クルーズ客船を含む観光客誘致や本市観光情報の発信などに取り組んでおり、平成28年度決算額は24,099千円となっています。 
また、ポートセールス事業のうち、クルーズ客船誘致にかかる事業費は、平成28年度決算額で2,950千円となっており、国内外の船社などを対象に、寄港地として選定してもらうため、港湾部が中心となって港のセールスを行ないました。 
昨年度は、熊本地震の影響等もあり、本市への外国人宿泊者数は減少しているなかで、クルーズ船寄港数は77回で対前年度比97.4%の増、乗船者数は約97,000人で対前年度比121.4%の増となっており、一定の成果につながったものと考えております。

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