2018年9月29日土曜日

イキイキ100歳体操から見る高齢者福祉政策④


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問5
 組織育成に目標値はあるのですか。またご高齢の方々の健康を増進する事により介護保険制度を安定させ継続可能なものにするということを考えれば、また先ほどのご回答の様に効果がある事であるのであれば、その目標値までは予算を補正してでも対応すべきではないか。
保健福祉部長回答
目標数についてですが、国が示しておりますのは、人口1万人に概ね10か所となっておりますので、佐世保市では最終的に約250か所程度となりますが、あくまでも住民主体の自主活動組織でありますので、徐々に増やしていく計画として、第7期佐世保市介護保険事業計画では、毎年50団体ずつ増やす計画といたしております。
しかし先ほど申し上げました通り、地域の実情を把握し、地域住民の意識を高めながら進める必要がある事業ですので、地域包括支援センター等と連携して事業を実施してまいりたいと考えております。
予算額につきましては、昨年度の当初予算では555万円を計上しており、地域の活動状況を見ながら申請予定団体数の増加を見込んで、今年度は約300万円増額して、851万円を計上いたしました。
また、補助金申請額が予算の上限に達した後も、できる限りの対応を図りたいと考え、補助金申請が行えない団体については、各団体から聞き取りを行い、介護予防体操に必要なおもりや椅子、DVDプレイヤーやモニターを貸し出すことで、団体から活動継続の理解を得ておりますので、現時点での補正予算は予定いたしておりません。
 初年度75団体、1団体74,000円で555万円、これを250団体を目指して年間に50団体ずつ積み上げると言う事です。本年は125団体となります。125団体の74,000円は925万円ですが、今年度予算は851万円です。少なくとも計画に合わせた予算は確保すべきではないでしょうか。
 また要支援者1人に要する介護保険料は年間25万円とも概算されています。先程は200名ほどが要支援から総合事業へ移行されたとの話もありました。効果が高く投資効果のある施策については、どんどんと前倒ししてでも取組みべきではないでしょうか、ご提案いたします。

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