2019年10月1日火曜日

コンパクト型社会を支える社会教育・生涯学習のあり方について問う④

ネット放送です。
http://www.sasebo-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1090

問4
公民館長には地域におけるファシリテーターやコーデュネーターの役割もあり、社会教育と自治協の仕事が完全に分けれるものではないと思う。本来の社会教育に別個の自治協の仕事が一方的に加わるものではなく、また逆に境目が難しいので、館長の能力・関心・態度に公民館の活動が左右される場合が多い事も、あるのではないでしょうか。また社会教育主事としての嘱託職員の能力によって事業にばらつきはないか。市民が等しく社会教育:生涯学習に取り組む機会に不平等が生じていないか。


回答4 
 職員の能力によって各館事業にばらつきがないかとのお尋ねでございました。これについては、先に申し上げましたように公民館職員に求められるものが、社会教育マインドと、利用者や地域の方々とのコミュニケーションでございますので、公民館を取り巻く地域性や職員それぞれの個性などによって、状況は各館で異なるとは思います。
 特に公民館長においては、地区自治協議会の事務局長であるなしに関わらず、地域における調整役も求められておりますので、ご指摘のように、館長の姿勢によって、また地域の求めの度合いによって、その結びつきや活動が左右されるところは出てくると思います。
 このことにつきましては、日ごろから市民生活部と連携し、地域コーディネーターや地区自治協議会とご相談をさせていただきながら対応をいたしているところでございます。
 このように、各公民館によって差異はございますものの、公民館長・職員とも必要な業務スキルは一定満たしているとも認識しておりますので、今後も地域によって社会教育:生涯学習に取り組む機会に不公平が生じないよう努めてまいりたいと考えているところでございます。

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