2017年12月25日月曜日

12月議会一般質問「港とクルーズ船の費用対効果⑥」

市議会ホームページ動画もご視聴ください。
http://www.sasebo-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=949


問8
 今回も工事の増額や変更などの議案もあるようだが。また28年度決算の委員長報告にもありましたが給水設備などの今後整備が必要な施設の指摘もあっておりました。浦頭はこれからの事、海の中の事で、予算のふくらみは起きることが予想されます。
港の整備を始めクルーズ船に係るリーディングプロジェクト、当初の計画からどの程度膨らむか、恐れはないでしょうか。

(港湾部長_答弁案)
リーディングプロジェクト『クルーズ船入港体制整備』で構成される事業は、大型客船対応基盤整備事業と佐世保港国際クルーズ拠点形成事業の2事業であり、平成29年度におきましては、55千万円を計上いたしております。
大型客船対応基盤整備事業は、ご案内のとおり、三浦地区において大型クルーズ客船の受入れを行うため、岸壁の延伸工事、並びに泊地浚渫工事を行うものでございます。平成27年度着手当時の全体事業費は約12億円を見込んでおりましたが、対象船舶の変更や船社要請への対応などがあり、全体事業費約155千万円となっております。
また、佐世保港国際クルーズ拠点形成事業につきましては、本市の負担として約34億円を見込み、今年度着手いたしたところで、現在、整備する施設の設計等を進めているところでございます。今後、設計完了に伴う事業費の変更、また、工事中において不測の事態が生じることも可能性として否定できませんので、全体事業費の変更はあるものと考えております。


問9
 元気基金が取り崩されこの事業に投入されている。本来であれば基金の元、寄付を生んだその民間の事業を強化するという使い方が一番理にかなっているように思う。全体の取り崩し額の半額、市長お任せと言う寄付目的ですからまさに市長の政治決断であります。将来に投資すると言う事も当然あるべきである。ここに投資した方が良いという政治判断、その成果を図るKPIは何ですか。


(市長_答弁案)
平成29年度のふるさと佐世保元気基金充当額は、74千万円を予定しており、そのうち市長おまかせの使途として、大型客船対応基盤整備事業に3億円、また、まちづくりの使途として、佐世保港国際クルーズ拠点形成事業に約7千万円となっております。このため、リーディングプロジェクト「クルーズ船入港体制整備」に、37千万円を充当することといたしております。
「佐世保市まち・ひと・しごと創生総合戦略」におきましては、基本目標に25万人規模の佐世保を未来につなぐふるさと産業づくりを掲げ、その施策のひとつとして、観光を軸とした関連産業づくりとまちづくり分野における各主体の連携を推進しており、そのKPIとしましては、本市への観光客数を設定しております。
「クルーズ船入港体制整備」は、このKPIの達成に大きく貢献することが期待されるのはもちろんのことですが、私どもとしましては、クルーズ船寄港による観光客、交流人口の増加は、観光産業を中心とした経済効果を市内に循環させる大きなチャンスと捉えており、これを掴むために、当事業に対して、ふるさと佐世保元気基金を充当させていただいております。

コメント)以上の答弁書が用意されていましたが、この部分は市長の思い入れも強い様で、この答弁に続き暫く持論を述べられました。

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