2019年3月11日月曜日

地域国際化、多文化共生と外国人強制の考え方と取り組みについて問う①3月議会一般質問


導入)

・29年12月議会「港とクルーズ船の費用対効果」の一般質問

大型クルーズ船は中国旅行社と系列のランドオペレーターに団体管理されて、キックバックスキームに代表されるビジネスモデルは本市への経済効果が少ないのではないかとの問題提起を行った。


・30年9月議会「インバウンド対策」の一般質問

クルーズ船観光は大型船に対する一本足打法ではなく、中小型クルーズ船への対応、また長崎空港からのインバウンドを佐世保連携中枢都市圏へ誘導する事に力を入れるべきでは都の提言を行った。



質問①

 それ以降、長崎空港と外国の空路も複数開設されているようですが、その状況や乗員数、上陸後の行動がどのようになっているかお尋ねをいたします。



答弁①】

現在、長崎空港国際線には、中国東方航空の上海線、エアソウルのソウル線、そして今年1月19日に就航した香港エクスプレスの香港線の3本、併せて週8便が運航しています。

今年度の国際線の利用状況としては、4月から12月までの累計で44,117人であり、前年度同期と比較すると約16%の増加となっております。

今年3月末からの機材の法定整備によるソウル線運休の影響もあるとは思いますが、1月から就航した香港線週3便の利用者が加わることで、今後、長崎空港を利用する外国人観光客は増加していくものと考えられ、連携自治体との連携を強化し誘致を行うことで、本市や連携自治体への周遊も増加していくものと想定されます。

お客様の行程は、まず県内での行先として長崎市、佐世保市、島原半島等県内を周遊し、その後福岡市や熊本県、大分県を訪問するといったパターンが多く、滞在期間では上海線が3泊4日、ソウル線が2泊3日、香港線は4泊5日が主流となっており、香港からの観光客が最も長く滞在されています。

 県内では、新規就航した香港エクスプレスを利用された外国人観光客を対象として「ウェルカム香港キャンペーンINながさき」が実施されておりますが、これは搭乗券の半券等を提示することで対象施設での割引等の特典が受けられるもので、本市でもパールシーリゾートや、森きらら等で取り組んでいます。

また、昨年の本市へのクルーズ船寄港数は、前年から24隻増加の108隻、約31万人が本市を訪れており、平成32年度に供用が予定されている浦頭岸壁への寄港と併せ、引き続き増加することが見込まれております。

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