2018年12月28日金曜日

町づくりの将来像、立地適正化計画の取り組みについて問う④


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http://www.sasebo-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1031


問4)

 市街化区域内にあって居住誘導区域から外れた地域の将来像が見えない。現在お住いの居宅が居住誘導区域から外れるとなれば資産価値も大きく減少する。極端にそこに住めない、転居が促されるという事ではないと思うが、居住誘導区域外の地域の全体の街づくりにおいて担う役割はどのように想定されているか。


回答4)

コンパクトシティの推進については、人口密度が低いほど1人あたりの行政コストが高くなることから、持続可能な都市を実現し、健康・快適な生活を確保するためにも、人口が減少する都市においてはコンパクトシティの推進が不可欠であり、一定のエリアにおいて人口密度を維持することにより、生活サービスやコミュニティが持続的に確保されるよう、居住誘導区域を定め、ゆるやかに誘導することは重要であります。

なお、既に計画を策定済みの長崎市の例を挙げますと、主に平坦地を居住誘導区域として設定することで、斜面地から平坦地へ居住を誘導する考え方となっております。
一方、居住誘導区域外でございますが、たとえ居住誘導の区域外になってとしても、議員ご案内のとおり強制的な移転ということではなく、あくまで緩やかな誘導・集約であり、急激な地価の下落は生じないとされております。また、居住誘導区域外においても一定の行政サービスは今後とも継続していく必要があると考えております。

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