2018年7月3日火曜日

地域包括ケアシステムの構築について問う④



2025年までに地域包括ケアシステムを構築すると言う事の意味は団塊の世代が75歳になると言う事です。75歳と言う年齢に意味を込めてそう設定されていることを考えれば、75歳での把握が必要ではないでしょうか。また65歳以上の単身世帯はそのまま単身者でありますが、単身ではない世帯数には65歳以上の方が1人の場合もあれば複数の場合もあり、人数としては極めてアバウトな数字になります。さらに民生委員への情報提供との事ですが、それと共に民生委員さんなど現場からの情報を集約する事が必要ではないでしょうか。ご指摘をいたします。

(問6)
平成27年度において市内の空き家の実態調査が都市整備部で行われ5207棟の空き家が確認された。その内容において、例えば高齢単身者が亡くなる事での空き家の発生などの原因を把握していますか。またその後の動態を把握していますか。

●都市整備部長
空き家の発生原因についてのお尋ねですが、平成27年度の実態調査につきましては、市内の概ね1年以上利用されていない、空き家法上の「空家等」を調査し、分布状況をはじめ、傷み具合や、活用の可能性がある空き家の数など、総合的な空き家対策に役立てることを目的として行いました。

アンケートにご回答いただけた空き家については、空き家となった原因を把握しておりますが、例として挙げていただいた、高齢単身者であったかどうかについては把握できておりません。
また、原因を把握した空き家のその後の動態についても、現在把握できておりませんので、次回空き家実態調査の際に、動態を把握するよう努めます。


(問7)   
長寿社会課においては高齢により家族の元や施設に転居される、あるいはお亡くなりになる、その直前の状況の高齢者の住環境について、状況を把握されているか。

●保健福祉部長

 長寿社会課では、虐待など複雑な家庭問題を抱える家庭や、気になる独居高齢者などについては、家庭訪問を行い住環境も含め把握ができております。
 また、転居や施設入所される方、病院等で死亡される高齢者等の状況にか
かわらず、介護サービスを利用されていた場合につきましては、ケアマネジャーが本人の状態や自宅状況の把握を行っております。

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