2020年3月18日水曜日

学力向上と学期制変更について問う。⑦

ネット放送をご視聴ください。
http://www.sasebo-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1150

 私は教育長の不用意な論点整理と誘導で「確かな学力の育成」の効果がないことの責任を2学期制の一身に背負わされたと思う。このことで真に必要な学力向上対策が予算の裏打ちの元に行われることもなく、さらには2学期制で培われ実現された成果を曇らせ消し去ってしまうのではないかと心配である。


問6
 ちなみに2学期制の「確かな学力の育成」以外の部分を、教育長としてどのように評価するか。


回答6
学校2学期制の成果に関する評価についてお答えいたします。
まず、学校行事の実施時期の見直し等により、子どもと向き合う時間の確保が図られたことでございます。学校に対して実施した意識調査におきましては、「効果があった」「やや効果があった」と回答した割合は94%でございました。
また、長期休業直前まで授業を実施できることから、授業時数が確保できたことはもちろん、時間的なゆとりがあることで、評価資料等の整理や分析を丁寧に実施することができ、充実した評価につなげることができております。
他にも、全国学力・学習状況調査の「質問紙調査」において、自己肯定感に関する項目については、平成19年度から今年度に至るまで、9割以上の項目で全国平均を上回っております。これは、2学期制導入によって生まれた「ゆとり」を生かし、6月の「いのちを見つめる強調月間」を核としながら、学校・家庭・地域が一体となって「命の教育」に取り組まれてきた成果であると認識いたしております。

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