2020年3月26日木曜日

財政 「平成の大合併の成果について問う」①

ネット放送をご視聴ください。
http://www.sasebo-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1150

第6次佐世保市総合計画では第4章都市経営の取り組みの中に合併地域の振興というテーマがあり、そのもとに最後に佐世保市に最後に加わった江迎町鹿町町についてはいわゆる「新市基本計画」が作成された、という政策体系であった。第7次総合計画においては合併地域の振興というテーマ自体が無くる。
 私はそれでいいと思うのだが、本市においても総合計画が変わる時、新しい時代に入るにおいて改めて「合併」について総括したい。

問1
まず合併特例債、合併市町村振興基金による事業について、ともすれば合併に関わりなく使われているとの声もありますが、これまでの施策がどのように展開されたかをお尋ねする。  


回答1
 (財務部長答弁) 
 合併特例債や合併市町村振興基金について、どのような事業に活用してきたのか ということについてお答えします。
合併特例債は、元利償還金の70%が交付税措置される有利な起債であり、公共施設等の整備や地域振興のための事業に対して充当することで、合併市町村を後押しするものでございます。本市では当初、合併特例債を活用して基金造成を行い、その果実によりソフト事業を行うものと、ハード等の整備に起債を直接充当するものに分けて、その両方を使いながら、本市における地域住民の連帯の強化や地域振興等に資する事業に活用することといたしました。
その基金が合併市町村振興基金でございますが、その後、総務省の通知により、起債の元金償還の範囲内において取崩しが出来ることとなったため、平成26年度に条例改正を行い、果実運用型から元金取崩し型に変更し、本市の一体性の速やかな確立を図るため又は均衡ある発展に資するために行う公共的施設の整備事業などのハード整備にも活用してきたところでございます。
これまでの合併特例債を活用した事業としては、中央保健福祉センターや新西部クリーンセンター、吉井地区公民館・福井洞窟ガイダンス施設(仮称)の整備などがあり、合併市町村振興基金につきましても、当初は、地区協議会運営事業や合併地域まちづくり特別事業のソフト事業に活用してきましたが、平成27年度以降については、光の道整備事業や世知原地区公民館講堂整備事業などのハード整備にも活用しております。

0 件のコメント: